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よくある質問

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『いろどり』全般

Q1.『いろどり』は日本国内の学習者向けの教材ですか。
A1.いいえ。『いろどり』は日本で生活する人のための教材なので、今日本で生活している人にも、これから日本に来る人にも、それぞれの目的に応じて使えます。
Q2.海外の教室で、日本に行く予定がない人に『いろどり』を使って教えるのは難しいですか。
A2.いいえ。日本に行く予定がない人の場合、『いろどり』が目標とするCan-doは自分には関係がないと思うかもしれませんが、トピックや活動を取捨選択すれば使うことができるでしょう。また、「もし日本に行ったら」という設定で、日本でのコミュニケーションを想像しながら練習するのはモチベーションにもつながるでしょう。
Q3.『いろどり』を使って、一人で勉強できますか。
A3.はい。『いろどり』は前から順番にやっていけばゴールが達成できるようになっているので、一人で勉強することもできます。一人で勉強する場合は会話の練習が難しいですが、たくさん音声を聞き、シャドーイングをすれば、学習効果が得られるでしょう。なお、自習者用に「いろどり日本語オンラインコース」も用意されています。「いろどり日本語オンラインコース」では、動画を使って会話の練習をすることもできます。
Q4.『いろどり』は子どもにも使えますか。
A4.年少者対象の教材ではないので、場面によって(会社で働いたり、お酒を飲んだりする場面など)は使えない部分もありますが、自分のことや趣味・好きなもの、将来の夢を話したりする活動など、選んで使えば、子どもにも使えるでしょう。
Q5.『いろどり』と『まるごと』はどう違いますか。
A5.『いろどり』は日本で生活する人を対象にした教材なので、日本の生活場面でのコミュニケーションが目標です。それに対して『まるごと』は、日本語や日本文化への興味・関心から日本語を学んでみたいという、より広い学習者を対象にしているので、日本国内・国外の場面を問わず、さまざまな場面でのコミュニケーションが目標になっています。また、『いろどり』は初級(A2レベル)までですが、『まるごと』は中級(B1レベル)まであります。
Q6.B1レベル以上の教材は公開されますか。
A6.続編となる『いろどり』初中級(A2/B1)を現在開発中です。シラバス案はこちらpdfアイコンです。「漢字のことば」「日本の生活TIPS」は検討中のため、シラバスには掲載されていません。

初中級(A2/B1)の本編公開は、2026年3月の予定です。付属教材「ことばリスト」「文法ワークシート」および他言語版につきましては、本編公開後、順次制作を予定しております。

なお、『いろどり』のB1レベル以上の教材を制作する予定はありません。B1レベル以上の学習を続けたい方は、『いろどり』同様、Can-doを学習目標にした当基金制作教材『まるごと 日本のことばと文化』をご利用ください。
Q7.『いろどり』を書籍として出版・販売する計画はありますか。
A7.今のところ、書籍として販売する予定はありません。紙の本が必要な場合は、一般の印刷・製本サービスなどを利用してください。
Q8.『いろどり』を印刷する場合、カラーで印刷しなければなりませんか。
A8.いいえ。モノクロで印刷しても大丈夫です。もちろんカラーで印刷するのが望ましいですが、モノクロで印刷しても練習するときに困らないように、色や書式を調整してあります。
Q9.パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンからもアクセスできますか。
A9.はい。タブレットやスマートフォンでの表示にも対応しています。

JFT-Basic、JLPTとの関連

Q10.『いろどり』で勉強すれば、JFT-Basic(国際交流基金日本語基礎テスト)に合格できますか。
A10.JFT-Basicは、“日本の生活場面でのコミュニケーションに必要な日本語能力を測定し、「ある程度日常会話ができ、生活に支障がない程度の能力」があるかどうかを判定するテストです”(JFT-Basicのサイトより)。『いろどり』は、日本の生活場面でのコミュニケーションに必要な日本語能力を身につけるための教材として作成されていますので、「入門」から「初級2」までのCan-do(学習目標)を達成できるようにすることは、JFT-Basicの受験準備にも役立ちます。
Q11.『いろどり』は、JLPT(日本語能力試験)で言うとどのレベルに対応していますか。
A11.『いろどり』とJLPTの関係は、1対1対応ではありませんが、『いろどり』の「入門」~「初級2」までを学習すると、「基本的な日本語を理解することができる」というJLPTのN4レベル相当の力を身につけることができると考えられます。ただし、JLPTは「読む」「聞く」という受容の課題遂行能力を測る試験であるのに対して、『いろどり』は話したり書いたりすることも目標になっています。
Q12.JLPTの合格を目指す人にも『いろどり』は使えますか。
A12.『いろどり』は、初級レベルで求められる「読む」「聞く」という受容の課題遂行能力と、それに必要な初級レベルの漢字、語彙、文法などをだいたいカバーしています。『いろどり』の内容をすべて身につければ、JLPTのN4レベルの受験準備にも役立ちます。ただし、『いろどり』はJLPT合格を目標にした教材ではないので、JLPT受験の際は、問題形式に慣れるためにも、公式問題集などを使った勉強もしておくことをおすすめします。

内容・使い方

Q13.1課あたりの授業時間数は何時間ですか。
A13.150分(2.5時間)~180分(3時間)です。幅があるのは、課によって活動の数や種類が違うからです。ただし、この時間は『いろどり』を使って、聞いたり話したりなどの活動をする時間で、活動に必要な漢字、語彙、文法などの言語知識を練習する時間は含まれていません。典型的なコースでは、1課につき『いろどり』の活動約3時間に加え、言語知識の練習を1~2時間ぐらい行う、計4~5時間ぐらいの学習時間を想定しています。
Q14.『いろどり』を全部終えるのに、何時間ぐらい必要ですか。
A14.典型的なコースでは、「入門」「初級1」「初級2」のそれぞれにつき80時間~100時間、全部で240~300時間程度の学習時間を想定 しています。この80~100時間は、1課あたり4~5時間×18課=72~90時間に、オリエンテーションや評価にかかる時間を加えたものです。
Q15.『いろどり』では、漢字をどのくらい勉強しますか。
A15.全部で429字の漢字を勉強します(「漢字リスト」参照)。漢字は、一つ一つ取り上げるのではなく、その課の活動で扱う単語として学習しながら、少しずつ、意味と読み方を覚えていくようになっています。

周辺教材・資料

Q16.単語のリストや解答がありますか。
A16.はい。別冊になっているので、「付属教材・資料」のページにある「ことばリスト」「解答」を見てください。
Q17.文法や語彙・表現などの練習問題がありますか。
A17.はい。「いろどり日本語オンラインコース」の「練習コンテンツ」に、「ことば」「漢字」「文法」「表現」の4つのカテゴリーの練習があります。また、「いろどり日本語オンラインコース」の練習コンテンツはアプリ(Android / iOS)にもなっているので、オフラインでも練習できます。印刷して使えるPDF形式の文法練習問題については、「文法ワークシート」を現在公開しています。
Q18.『みんなの日本語』など、ほかの教科書との文型対照表がありますか。
A18.『いろどり』と『まるごと』の文型対照表は「文型リスト」(「付属教材・資料」ページ)にありますが、それ以外の教科書との対象表は公式サイトにはありません。しかし、『みんなの日本語』との対照表は、ベトナム日本文化交流センターが作成した資料が公開されています。
Q19.授業で使える『いろどり』の動画がありますか。
A19.はい。「いろどり日本語オンラインコース」の各課には、その課の学習内容がストーリーになった動画があります。また『いろどり』は『まるごと』とトピックや学習項目が関連しているので、「まるごと+(プラス)」の動画も使うことができます。
Q20.「教え方の手引き」のようなものがありますか。
A20.この教材の使い方」に教え方の説明があります。『いろどり』は、教科書の順番で教えていけばCan-do(学習目標)が達成できるようになっているので、誰でも教えられます。また、今後、「教え方Q&A」や『いろどり』を使ったモデル授業の動画などを作成し、サイトで公開する予定です。なお、ベトナム日本文化交流センターの授業の動画や、ヤンゴン日本文化センターの「教え方のポイント」など、独自に作成した資料を公開している国際交流基金の海外拠点もあります。

利用上のルール

Q21.『いろどり』の転載・複製・改変について、ルールがありますか。
A21.このサイトについて」の「著作権・利用指針」を参照してください。
Q22.『いろどり』を印刷・製本して、貸し出したり、学習者に配ったりしてもいいですか。
A22.はい。授業で使うのであれば問題ありません。ただし、その場合、各機関のルールに応じて、印刷や製本にかかった実費を徴収するのはかまいませんが、教材の販売によって利益を得ることはできません。
Q23.オンライン授業の教材として『いろどり』を利用できますか。
A23.はい。学校の授業やプライベートレッスンで自由に利用できます。
Q24.授業料を徴収する有料のレッスンの教材として、『いろどり』を使ってもかまいませんか。
A24.はい。教育機関での授業かプライべートレッスンかにかかわらず、使っていただいて問題ありません。
Q25.『いろどり』のPDFをパワーポイントのスライドにして、音声を貼って授業で使ってもいいですか。
A25.はい。授業に使うのであれば、自由に加工してかまいません。
Q26.『いろどり』の活動に自分で練習を加えてワークシートを作成してもいいですか。
A26.はい。そのまま使うのではなく、必要な部分を編集したり、加工したりしても問題ありません。
Q27.イラストを加工して使ってもいいですか?
A27.いいえ。『いろどり』のイラストは、そのまま利用するのであれば、PPTのスライドに貼ったり、練習問題の作成に使用したりと、自由に使うことができます。ただし、権利の関係で、イラスト自体を加工したり改変したりすることはできません(イラストの一部をそのままトリミングして使うことは可能とします)。また、利用は『いろどり』を教える目的に限られますので、『いろどり』とは全く関係のない授業や教材にイラストを利用することはできません。
Q28.自分が作った『いろどり』のスライドや教材、動画などを、インターネットで公開してもいいですか。
A28.はい。作成した教材や資料を公開・共有することに制限はありません。実際、世界の先生方が作った教材や資料が、インターネット上で多数シェアされています。ただし、これらを有料で販売することはできません。詳しいことは、「このサイトについて」の「著作権・利用指針」を見てください。

トラブルシューティング

Q29.ダウンロードした音声ファイルが開けません。
A29.ダウンロード用の音声ファイルは、ZIPで圧縮されています。ZIPファイルをダウンロードする場合にはZIPファイルに対応した環境が必要です。また、ダウンロード時に不具合がある場合は、お使いのデバイスの機種、OS、ブラウザとそのバージョンをご確認の上、お問い合わせフォームよりご連絡ください。インターネット環境があれば、オンライン再生も可能です。再生されない場合は、まず、お使いのブラウザが最新であることをご確認ください。
Q30.教材のダウンロードができません。
A30.お使いのデバイスの機種、OS、ブラウザとそのバージョンをご確認の上、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
Q31.音声付きPDFが再生できません。
A31.音声付きPDFは、各自のPCにファイルをダウンロードしてからAdobe Acrobat Readerで開いてください。
ブラウザ上では音声は再生されません。タブレットやスマホなどの携帯端末でも再生できません。詳しくはこちらを参照してください。

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